9月30日、当山で隔月開催しております「長泉寺寺子屋文化講座」の第26回目を、講師に方谷研究会会長の朝森要先生をお招きし、開講いたしました。
岡山県、岡山市双方の文化奨励賞を受賞されるなど歴史研究において数々の功績を持たれる朝森先生ですが、本年5月に山田方谷に関する著書を刊行されており、また当山とも法縁があることから、この度お越しいただくことができました。
テーマは「備中聖人」と称されるほど後世に多大な影響を残した山田方谷の藩政改革についてで、朝森先生より直接お話が聞けるということもあって、会場の本堂は満員となりました。
昭和8年生まれの朝森先生ですが、90分にわたってマイクもイスもご使用にならず、深い見識と探究心に基づくその講演には、参加者皆様も驚きと感動をもたれたのではないかと思います。
関係者皆様には厚く御礼申し上げます。