12月3日、護身法(ごしんぼう)の伝授を行いました。
護身法とは、真言密教において師資相承されてきた秘法であり、自身の身口意(行動、発言、意識)を清浄なるものとして、その故に自身を護り、佛弟子として即身成仏を生きるためのものです。
ただしこの法は、授戒、灌頂、印可を受けており、機根の整った方のみしか習うことができません。また、そうではない方に教えることも越三昧耶(おっさんまや)といって行者第一の重罪とされます。よって、平成26年10月に当山で行われた結縁灌頂の受者のうち、希望される方19名に限り、印可作法を経て、ご授法いただきました。
ご仏縁に感謝いたします。