令和6年 おせがき行

長泉寺(じょう)(しん)(かい)は、8月24日に毎年恒例の「ご先祖・萬霊供養 おせがき行」を開催しました。

毎年、貸切バスにて各地へ出向いて奉修する「おせがき」ですが、今年は四国別格霊場第8番札所・()()()(はし)(えい)(とく)()様(愛媛県大洲市)へ参拝いたしました(参加26名)。

永徳寺様は、当山と同じ()(むろ)(にん)()()(京都)を本山とする真言宗御室派の御寺院で、同寺ご住職様とは私も様々にご縁をいただいておりますが、今から6年前に起きた「西日本豪雨災害」でその伽藍が甚大な被害に遭われ、私が述べるのもおこがましいですが大変なご苦労をされたことと存じます。しかしながらご住職様および同寺檀信徒様や地域の皆様のご尽力により、本年5月に見事なる新本堂を新築落慶されたと聞き、当山からもぜひ一度お参りをさせていただこうということでこの度の参拝が企画されました。

杖心会一行は、まず朝7時に当山を出発し、10時半に大洲市に到着。「伊予の小京都」と呼ばれ、風情溢れる大洲市街を散策した後、ご当地名物の「鯛めし」を昼食にいただきました。その後少しお買い物をして、目的地である十夜ヶ橋永徳寺様へ。新しい立派な本堂に上がらせていただき先ずはご本尊様にご法楽。そして方向を東へ向きかえ(施餓鬼法要は東向きに行います)、「(りゃく)()()()(ぼう)」を奉修。ご先祖をはじめ檀信徒各家精霊にご回向させていただきました。※事前にお申込みいただいていた「施餓鬼塔婆」も同法会の中でお加持させていただいております。

法会が終わりますと、三好(えん)(ぎょう)御住職様よりご法話を賜り、併せて参拝の皆様と記念写真を撮らせていただきました。

そして最後に十夜ヶ橋の下へお参りをし、弘法大師様の前で「(どう)(ぎょう)()(にん)」というお遍路のご詠歌を奉唱するとともに、「南無大師遍照金剛」と御宝号を捧げさせていただきました。

大変暑い一日でしたが、ご参加の皆様には熱中症対策などに注意をいただきながら、元気に楽しくお参りができたのではないかと考えております。

関係者皆様には厚く御礼申し上げます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください