阪神淡路大震災より30年を迎える1月17日、早朝より人道援助宗教NGOネットワーク(RNN)で活動をともにする諸宗教の皆様が当山本堂へご参集され、同震災物故者を供養する慰霊祭を奉修されました。

発災時刻である5時46分、開式とともにRNN委員長の永宗幸信師(天台宗本性院住職)によるご先導で一同黙祷を捧げ、以降は当山僧衆による真言宗の作法に基づく法会を厳修。我々が「般若理趣経」を唱え奉る中、参拝者皆様にはお焼香をいただき、式の最後にはRNN事務局長の黒住宗道師(黒住教教主)がご挨拶をされました。
私としましては、当山本尊薬師如来をはじめ諸佛諸菩薩、諸天善神の御前にて、同震災で亡くなられた方々を悼み、その御霊安らかなれと弔い申し上げるとともに、被災者皆様が今日まで歩んでこられた道のりの切なく、険しきことを深く心に致しながら、皆様のこれからがどうか恙ないものとなりますよう至心にご祈念させていただきました。
宗旨宗派の異なる方々が集まった同慰霊祭でしたが、まさに心をひとつにしてご供養させていただけたのではないかと存じます。
なお、その様子はRSKイブニングニュース様にて報道いただいてますので、下記にリンクをご紹介させていただきます。