前回(6/18)に続いて、当山本堂修繕工事の進捗状況をご報告します。
本堂外陣部分の大屋根に新しい瓦が葺かれ、仮設屋根が撤去されて以降、さらに工事は進んでいます。
ご覧のように6月中頃の段階では、古い状態で残されたままだった内陣屋根も、
7月に内部構造、垂木、野地板が修繕され、
瓦も新しく葺き替えられました。
正面部分は、6月の時点ではご覧のように瓦が葺かれただけの状態でしたが、
8月に入り、棟の工事に入り、
現在(8/30)の時点で、主棟(屋根の最も高い部分)、下り棟、さらには、
隅棟も葺かれました。
破風板も欅材を用いた立派なものに替わっており、全体の見た目は一新しました。
そして8月中旬から、いよいよ本堂壁(耐震化)、内陣天井、濡れ縁等の改修作業にも取り掛かっております。
内陣天井は格天井に替わるため、一旦すべて撤去し、今日(8/30)、来年正月に行う修繕落慶法要に向けて「興隆仏法、天下泰平、諸人快楽」を祈願する棟札が据え付けられました。
以上、ここ2ヵ月ほどの修繕工事の進捗状況の報告でした。