3月より新型コロナウイルス感染症の影響で順延となっていた「寺子屋文化講座vol.29」でしたが、7月22日に元岡山県立記録資料館館長の在間宣久先生をお招きし、久しぶりに開催することができました。
在間先生には、享保14年に将軍徳川吉宗公に謁見するため、長崎から江戸まで運ばれたベトナム象がいかにして岡山藩を通過したのか?という講話を、池田家文庫を繙きながらお話していただきました。記録の隅々から情報を読み取ることで、当時の日本社会や人間模様までもが立体的に浮かび上がってくるようでした。参加者皆さんにも大変お楽しみいただけたのではないかと存じます。
なお、今回は感染予防策として、マスク着用、ソーシャルディスタンシングなどを施した上での開催となり、人数も限定25名とさせていただきました。
次回は9月9日、「西川緑道公園」をテーマに開催予定ですが、新型コロナの状況によっては延期になるかもしれません。参加ご希望の方には事前にお問合せいただきますようお願いいたします。