2月3日の夜、当山本堂で節分・星供養法要を奉修し、皆様の厄除け祈願させていただきました。
この法要では、「釜鳴護摩」というめずらしい護摩を焚きます。釜の内部と外部の温度差によって「ウ~ン」という不思議な音が鳴り、人間の頭から胸のあたりが振動するような感覚が起こります。そこに太鼓や錫杖の音が加わり、読経の声が相混ざると、ひじょうに神妙な空間が生まれ、心が癒される思いがするのです。
読経のあとは、備前太鼓普及会の皆様による「獅子舞」。子供たちも大騒ぎで会場が盛り上がりました。
最後に豆をまいて閉会しますが、当日の山のようなお供えをみんなで分けて持って帰ります。これは、厄をわけて持ってかえるというわけで、お菓子好きな子供たちには大好評です。
お世話をいただきました総代様、世話人様には心より御礼申し上げます。