大僧正堀智範猊下ご遷化

8月23日、総本山仁和寺第47世門跡、真言宗御室派元管長、真言宗御室派大本山天野山金剛寺http://amanosan-kongoji.jp/第77世座主・大僧正堀智範猊下が満95歳にて御遷化なされました。

 

堀智範猊下

※写真は2008年10月、長泉寺本堂で撮ったものです。

堀智範猊下は、平成12年「長泉寺中興40周年記念大法要」、及び、平成21年5月「長泉寺開山500周年記念大法要」の大阿、また、私の結婚式の御戒師をお勤めいただき、実にお世話になったお方です。

実は、長泉寺と天野山金剛寺には法縁があります。

長泉寺第20世住職・光俊和尚が、紀州田辺の高山寺の養子に入り、当時天野山金剛寺の座主であられた金剛流ご詠歌の流祖・曽我部俊雄和尚の御遷化を受け、天野山金剛寺の後を継がれた経緯があります。

なので、光俊和尚のお墓も、曽我部俊雄和尚のお墓とともに、天野山金剛寺の境内にあるんです。

そういったことで、天野山金剛寺には度々お参りに行っていましたが、もう堀猊下のやさしい笑顔には会えないのだと思うと、さみしい限りです。

堀猊下からいただいた数々の恩徳に感謝するとともに、倍増御法楽を謹んでご祈念申し上げます。

合掌

大僧正堀智範猊下ご遷化」への1件のフィードバック

  1. 祖父母の代からのお付き合いで、父を亡くした際(享年60歳)には、「厄年なんか気にすることないですよ。」と励ましていただいたことを思い出します。祖父母を亡くした際はまだ私は小学生でしたのですが、理趣経を部分的に暗記していたことを褒めていただき、とても嬉しかった思い出がございます。色々あって今は海外に在住ですが、もう一度猊下にお目にかかりたかったととても残念に思っておりますおります。

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