2013年正月 

皆さま、明けましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願いします。

今年のお正月はとても良い天気で、気持ちがいいですね。

大晦日の「除夜の鐘」のときも、夜になってから風がピタっと止んでくれたおかげで、寒さもなんとか耐えることができました。

毎年ですが、当山の除夜の鐘は108回で終わりません。

お接待の甘酒を160個用意していますが、それが全部なくなるので160~200回くらいは鐘が鳴っていると思われます。

境内の真ん中には、寒さをしのぐ焚火

皆さま、鐘をついた後は、この焚火を囲んで、歌を歌ったり、

お接待の豚汁を食べたり、お酒を飲んだり、

ほっこりとぬくもられます。

 

私はというと、

鐘の下で、ひたすら皆さまをお加持させていただいています。

寒さに耐えながら・・・。

 

これがわたしの毎年の年越しです。

 

皆さんのお加持を終えて、ようやく焚火のそばに行ったときのあの暖かさ

ったらないですね。

わたしは、このときの皆様の顔がとても好きです。

「あけましておめでとうございます」

と、それぞれに声を交わすのですが、いつも皆さんいい笑顔。

ちょっとお酒も入ってか、焚火の前で心がほっこりとぬくもります。

 

さあ、お寺はお正月8日に「大般若経転読法会」を奉修し、一年の無事、安寧を祈願いたします。

清興では、桂米紫さんによる「新春落語」!

皆さま、どうぞお繰り合わせの上ご参拝ください。

 

合掌

 

龍門

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