皆さま、明けましておめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いします。
今年のお正月はとても良い天気で、気持ちがいいですね。
大晦日の「除夜の鐘」のときも、夜になってから風がピタっと止んでくれたおかげで、寒さもなんとか耐えることができました。
毎年ですが、当山の除夜の鐘は108回で終わりません。
お接待の甘酒を160個用意していますが、それが全部なくなるので160~200回くらいは鐘が鳴っていると思われます。
境内の真ん中には、寒さをしのぐ焚火
皆さま、鐘をついた後は、この焚火を囲んで、歌を歌ったり、
お接待の豚汁を食べたり、お酒を飲んだり、
ほっこりとぬくもられます。
私はというと、
鐘の下で、ひたすら皆さまをお加持させていただいています。
寒さに耐えながら・・・。
これがわたしの毎年の年越しです。
皆さんのお加持を終えて、ようやく焚火のそばに行ったときのあの暖かさ
ったらないですね。
わたしは、このときの皆様の顔がとても好きです。
「あけましておめでとうございます」
と、それぞれに声を交わすのですが、いつも皆さんいい笑顔。
ちょっとお酒も入ってか、焚火の前で心がほっこりとぬくもります。
さあ、お寺はお正月8日に「大般若経転読法会」を奉修し、一年の無事、安寧を祈願いたします。
清興では、桂米紫さんによる「新春落語」!
皆さま、どうぞお繰り合わせの上ご参拝ください。
合掌
龍門