正月8日、今年最初の本尊薬師如来さまのご縁日ということで、
一年の無事、安寧を祈願する大般若経転読法会が奉修されました。
大般若経とは、今から約1300年ほど前、中国は唐の時代ですね、
「西遊記」では三蔵法師という名前で親しまれる「玄奘三蔵」がインドから
17年かけて持ちかえったとされるお経です。
実に全600巻にもおよぶ大経で、
その功徳は凄まじいものがあると古来言われています。
と、言うのも、玄奘三蔵が天竺から持ちかえったこのお経を
中国語に翻訳している間(四年かかったといわれています)、
国中で良いことばかりが起こったそうです。
翻訳作業を終えた玄奘三蔵は、100日後に亡くなったそうですが、
まさに命懸けで持ちかえったお経といえます。
さて、その大般若経転読法会の当日は、
先ずは表千家茶道による献茶、御室流華道による献花式。
写経のお供え
御詠歌奉納
御詠歌舞踊の奉納
和讃の奉納(和讃会ゴスペラーズ)
桂米紫さんによる「新春落語」で大笑い!
そして最後に「大般若経転読法会」
たくさんのご参拝をいただき、
おかげさまをもって盛大に終える事ができました!
皆様に心より感謝申し上げます。
どうか良き一年を!
合掌
龍門