5月5日より三日三晩、本尊厨子を開帳し、檀越精霊に回向を捧げる「万灯万華供養 本尊大祭」を奉修。事前にお申込みをいただいた各家精霊の戒名を書した灯篭を堂内にかかげ、同じくお位牌を本尊の傍に安置し、併せて卒塔婆供養も行いました。
当法会は、お大師さまが天長九年(八三二)の八月、四恩(父母・衆生・国王・三宝)に報徳するために高野山上にて修された「万灯万華会」に倣うもので、法会期間中、ひたすらに『般若理趣経』の功徳を弥増し、本尊の倍増法楽、檀越精霊の菩提を祈らせていただいた次第です。私は全九座にわたって「理趣三昧供養法」を修し、僧衆は般若理趣経を唱えました。
結願の5月8日は、真言宗岡山市内結衆の各御寺院様にご参集いただき、「中曲理趣三昧法会」を奉修。併せて今年は、倉敷市西岡にある真言宗御室派行願院御住職・林康悠僧正より「花のこころ」と題したご法話を賜りました。




ご参拝、ご協力いただきましたすべての皆様に深く感謝を申し上げます。有り難うございました。