10月に開講した「寺子屋文化講座」

去る10月は、寺子屋文化講座を2座、開講しました。

ひとつは、本来8月に予定していて延期となっていた「岡山の河川」について。講師には国交省岡山河川事務所・流域治水課長の松井さんにお越しいただき、主に旭川、百間川における洪水対策の歴史、また平成30年7月に発生した西日本豪雨以降、大きな課題となっていた高梁川と小田川の合流地点付け替え工事、さらには近年の気候変動を踏まえた我々一般にも取り組める流域治水対策について詳しくお話をいただきました。

もうひとつは、方谷研究会会長で岡山県史編纂委員会専門委員を勤められた朝森要先生を講師にお招きし、岡山に生まれ奈良・平安初期に大活躍した和気清麻呂について、その後の歴史に大きな影響を与えた「宇佐八幡宮神託事件」を中心に詳しくお話をいただきました。

いずれの会にも多くのご参加をいただき、盛会となりました。ありがとうございました。

次回は12月18日(月)、講師に日本酒ライターの市田真紀さんをお招きし開講します。お楽しみに。