白須賀観音夏まつり

7月17日、毎年恒例の白須賀観音夏祭りが当山境内にて奉修されました。

1707年、時の池田藩主綱政公が参勤交代で江戸に赴かれた帰り、東海道五十三次32番目、現在の静岡県湖西市白須賀にて、公の夢枕に千手観音が立たれ、「すぐに逃げよ」と告げられました。

そして宝永の大震災が発生。白須賀の土地は津波により壊滅。

難を逃れた公は帰郷後、後楽園に慈眼堂を建立、千手観音像を祀られました。

ご縁があって現在は当山観音堂でお祀りされています。

去年のことですが、そのことが山陽新聞で紹介されました。

今年も、東日本大震災で亡くなられた方々へ想いを馳せ、その御冥福を祈りながら、今後必ず起こると言われている南海トラフ地震を含め、天災から我々を護っていただきますように、また願主それぞれの家内安全、息災延命、心願成就、等々、お祈りをさせていただきました。

法要後は、参加者各人が歌や踊りを奉納!

和讃会ゴスペラーズと松原徹さん

 ヒーローズ歌舞鬼団の皆さん

高島屋前のカリスマ・佐藤アキラさん!

皆さんホントにパワフルで、素晴らしいひとときを過ごさせて頂きました!

総代、世話人様はじめ、ご協力くださいました関係者御各位には心より感謝を申し上げます。ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7/10第1回「脱原発結集」

「原発は仏教に反す」

このメッセージを社会に訴え、少しでも原発推進の流れを食い止めるべく、7月10日、第1回「脱原発結集」が北区中央町の臨済宗妙心寺派蔭凉寺様にて行われました。主催:脱原発をめざす仏教者ネットワーク岡山。

第1部の「勉強会」では、原子力行政を問い直す宗教者の会http://mukakumuhei.com/事務局・真宗大谷派法伝寺(兵庫県篠山市)御住職・長田浩昭師に講師をお勤め頂き、原子力行政における非人道性、ずさんさについて学び、市内各宗派僧侶の皆さまと研鑽を深めました。

原子力行政を問い直す宗教者の会事務局・真宗大谷派法伝寺(兵庫県篠山市)御住職

第2部は、会場となった蔭凉寺さまより、大供交差点を経由し、岡山駅前まで脱原発行進。

法螺貝、錫杖をならし、「原発をやめよう!いのちを守ろう!」とシュプレヒコール。

駅に到着後は、駅前ビックカメラ前にてスピーチおよびビラ配布を行い、市民の皆さまに「原発は仏教に反す」ことをお伝えしました。

猛暑日となり過酷ではありましたが、居ても立ってもおられないと菩提心を発こされた皆さまと貴重な時間を共有し、ありがたい時間を過ごす事が出来ました。

 

仏教徒の皆さま、原発は仏の教えに反します。

原発が無くても今の暮らしには何の支障もないですし、発電コストも原発の方がはるかに高い。燃料となるウランだって2020年代には地球から枯渇する資源だと言われております。石油の方がよっぽどいい。もっと言えば原発だらけのこの日本列島、安全保障はどう担保されるのか?弾道ミサイルが一発でも原発に当たれば、その瞬間、日本は住めない土地になります。

そして何より、溜まり続ける使用済み核燃料をどうするのか?福島第一原発事故で故郷を失った方々にどう補償をするのか。「もう子どもが産めない、結婚できない」と苦しむ子どもたちにどう責任をとるのか。

どうか、これ以上苦しみを増やさないで下さい。

原発がある限り未来はありません。

仏教徒は今こそ目を覚ますときです。

黙っていても何も変わりません。

「原発は仏教に反す!」

 

ご協力ください。

 

合掌

 

龍門 拝

追記、次回は9月12日(木)14:00~@臨済宗妙心寺派蔭凉寺

勉強会講師:大塚尚幹さん(自エネ組備前組長・子ども未来愛ネットワーク副代表)