本堂「瑠璃光殿」修繕落慶

1月8日、悲願であった当山本堂「瑠璃光殿」の修繕落慶式を晴れて開催することが出来ました。ひとえに、本尊薬師如来の功徳のもとにご協力賜りました檀信徒、地域、その他大勢のご縁ある皆様のおかげでございます。

心より御礼申し上げます。

当日は天候にも恵まれ、本堂に入りきれない多くのご参拝のもと(お入りいただけなかった方々には大変申し訳ありませんでした)、本尊脇侍遷座入仏開眼法とともに、皆さまのご健康とご多幸を祈願する大般若法会を奉修いたしました。

今後この本堂が、檀信徒、地域の方々にとっての心の拠り所として、祈りや癒しの空間として、学びや憩いの場として、その他にも様々に活躍してくれることと思いますし、そのようになるために私個人もより一層の精進をしていく所存です。

この間特に、檀信徒を代表する総代皆様らと修繕奉讃会を組織し、事業運営を行う一つのチームとして大いに機能し得たことを嬉しく、そして幸せに感じています。頼り甲斐のある、豊かな人々に囲まれ、だからこその「私」が充実し、さらにその私が励まされ頑張れることで、まわりからの信頼や笑顔も増えていくという、まさに供に養いあう関係、「相互供養」を実感することができました。

檀信徒皆様からは、当方の想定を大きく上回る奉讃ご寄付を頂戴し、また、何一つ苦言やお叱りの言葉をいただくことなく、むしろ励ましや応援のお声をたくさん頂戴し、住職として感無量の思いです。社会も仏教界も様々な困難を抱えてはおりますが、しっかりと働き(身)、丁寧に説明をし(口)、想いを持ち続けて(意)いれば、結果は即疾に顕れるという宗祖の言葉を深く胸にいたす次第です。

この経験と実践がまた明日を創り、長泉寺、檀信徒、地域、その他ご縁のある多くの方々が、さらに豊かに歩んでいけるだろうことに期待を大にしています。

仏法興隆  倍増法楽

薬師如来の瑠璃光輝く妙薬が皆様にゆき届きますように

乃至法界 平等利益

長泉寺

第二十七世住職 龍門 合掌三禮