令和4年 岡山市弘法大師降誕会「青葉まつり」

毎年6月15日に岡山市弘法大師降誕会(真言宗岡山結衆寺院)が開催している「青葉まつり」は今年、磨屋町の金剛寺を会場に無参拝形式(金剛寺総代世話人等を除く)で行われました。

法会は、山主である金剛寺様による願文、法会の趣旨を述べる祭文や和讃、さらには御詠歌などの奉納のほか、稚児大師像に甘茶をかける灌佛の儀が奉修されました。

会場後方では、能書家で三筆の一人と言われる弘法大師空海にちなんで子供たちによる書道展を開催。元気の良い作品が並びました。

来年は弘法大師降誕1250年を迎えます。特別行事も計画しておりますのでどうぞ楽しみにしていただけたらと思います。

寺子屋文化講座vol.36

6月7日、NPO法人岡山市日中友好協会専務理事の松井三平さんを講師にお迎えし、「長泉寺寺子屋文化講座vol.36」を開講。

今回は、「中国第一古刹」として有名な中国洛陽市白馬寺様より平成4年に当山に請来された玉佛釈迦牟尼如来像を本尊とする御堂(玉佛堂)が今春、当山境内に建立されたことから、岡山市と洛陽市の友好史をじっくり振り返ってみようということで、その歩みの中心で活動されてこられた松井さんにお話をいただきました。

松井さんは、岡山と洛陽の友好運動の歩みを振り返る中で、内山完造さんと中西寛治さん両氏の活躍や功績を称えながら、日中間における戦後の文化的、並びに経済的な関係性の向上についてご紹介されました。