仁和寺 高野山 参拝の旅

長泉寺杖心会は4月12日~13日、「仁和寺・高野山 参拝の旅」を開催しました。

満席(27名)のご参加をいただいた今回の巡礼は、長泉寺の本山・真言宗御室派総本山仁和寺と、弘法大師空海様がご入定される聖地・高野山奥之院を参拝するもので、当会の原点に立ち返る旅でもありました。

初日、先ず訪れた京都・仁和寺は、「御室桜」が満開を迎え、華の香るあたたかい春風に包まれながら、まるで極楽にでもいるかのような(参加者談)、本当に素晴らしい参拝となりました。普通は入ることができない国宝の金堂へも内拝させていただき、さらには当山ともご縁のある橋本高諄教学部長様よりご挨拶とご法話を賜りました。ありがとうございました。

その後、和歌山県橋本市へ移動し、ビジネスホテルに宿泊。夕食懇親会ではクイズゲームで大いに盛り上がり、楽しい時間を過ごすことができました。

翌日の高野山はあいにくの雨模様となりましたが、それもまた聖地ならではの凛とした空気を引き立てており、とても良いお参りとなりました。参拝者皆様には、しとしとと小雨が降る中、お大師様が今もなお静かに祈り続けられているというその息吹を深く感じていただけたことと思います。

ご参加いただきました皆様にはありがとうございました。

引き続き、長泉寺杖心会をよろしくお願いします。

寺子屋文化講座 開講50回記念講演

「長泉寺 寺子屋文化講座」の開講50回を迎えた3月25日、岡山出身の民俗学者・神崎宣武先生を講師にお招きし、記念講座を開催しました。

先生の著書を多く拝読している私としても大変嬉しいご縁をいただいたわけですが、定員60名が満席となる盛況ぶりで、多くの方にとってもあの神崎先生から直接お話を聴けるという貴重な機会になったかと存じます。まさに開講50回に相応しく、地道に開催を続けてきて良かったなぁと・・・(まだ50回ながら 苦笑・・・)、しみじみと感じた次第です。

先生は、ご多用の中でも事前に講演内容についての打ち合わせの機会を設けて下さり、当講座の趣旨や私の関心などを踏まえた上で「霊山と神仏」というテーマを設定され、富士山から備前の熊山におよぶ神仏習合の宗教文化についてご講演下さいました。

とても深い内容でしたがわかりやすくお話し下さり、ご来場のすべての皆さまに喜んでいただけたものと存じます。

「長泉寺 寺子屋文化講座」は引き続き、岡山に暮らす我々がもっと地元を知り、心豊かに日々を過ごしていけるような歴史、文化講座を開講してまいります。

皆様には、どうかこれからも当講座をお引き立ていただけますと幸いです。