RNN東日本大震災慰霊祭

RNN人道援助宗教NGOネットワークは、仏教でいう三回忌にあたる3月11日に、黒住教さまの本部神道山ご日拝所において、黒住教、金光教、カトリック、立正佼成会、天台宗、真言宗の6教団参加のもと、宗教を超えた慰霊祭を開催しました。(http://www.rnn.jp/news.html

下記写真は2時46分の黙祷。

当日の映像がIWJチャンネル(ユーストリーム)にて下記URLにて観れます。

http://www.ustream.tv/channel/iwj-okayama4

私も、二年前の3月に遺体安置所を読経してまわったときのことや、現在岡山にいらっしゃておられる避難・移住者の方々のことなどを、少しばかりお話をさせていただきました。

我々真言宗は、「土砂加持法」を厳修。

亡くなられた方々の御霊に回向し、被災地の安寧を祈願しました。

下記は、導師を勤めた光研名誉住職の表白文です。

 

表 白 文 於 RNN東日本大震災慰霊祭

天地(あめつち)の、土浄(きよ)ければ、この世は浄土。神ましまし、佛いませる世界を親(まのあ)たりにせむ。為に大灌頂光明真言、加持土砂法は祈らるべし。東日本大津波地震、福島第一原子力発電所の天災、人災にいのち果てし人、放射能に汚染されし故郷、あぁ今如何に。自来三年目の今日、此処にて至心に神力加持、佛所護念を祈念したてまつる。

真言末資 光研 敬白

 

3.11への祈り おかやま

3.11から二年が経つ3月10日、北区田町にある岡山バプテスト教会にて「3.11への祈り おかやま」が開催され、私も実行委員として司会役を務めました。

岡山には現在、1,000名近い方々が東北や関東から避難・移住をされています。そのほとんどが、福島原発事故による放射能汚染が原因です。

当日は、そのような方々をはじめ、支援団体の方々や、神道、キリスト教、仏教などの宗教者の方々など、様々な人々が集って、3.11で亡くなられた方々に想いを寄せ、「原子力にたよらない未来」を祈りました。

その様子がIWJチャンネル(ユーストリーム)にてご覧になれます。http://iwj.co.jp/wj/open/archives/65814

また、避難・移住者の方々のお話や、様々なミュージシャンの演奏で、会場は涙と笑いに包まれ、素晴らしいひとときとなりました。

まったく不慣れな進行役で失礼しました・・・。

 

会場は愛に包まれていましたよ。

 

準備の段階から、素晴らしい仲間たちと、素晴らしい時間を過ごさせていただきました。

下記は、当日みんなで読んだ「3.11への祈りと誓い」の文章です。ぜひご一読を。

 

3.11への祈りと誓い

 

2011年3月11日の東日本大震災から明日で2年。被災地の人々は、いつか来る春を待ちながら、ひたすら寒さに耐えて日々を過ごしています。幾度となく「あの日さえ来なければ・・・」と涙を流し、「それでもがんばろう」と互いを励まし、そして今日を迎えているのです。

これまでの死者・行方不明者は18,578名(2013年2月末現在)。その中には、逃げられなかったご老人がいました。子どもを抱きかかえながら犠牲になった母親がいました。家族を助けようとして津波にのまれた父親がいました。どんなに泣いても助けが来なかった子どもたちがいました。そのすべての人に尊い人生がありました。

わたしたちは今日、時間を越え、空間を越えて、それらの方々をともに悼み、わたしたちに託された願いに耳を傾けます。

 あの日、東京電力福島第一原発は地震と津波に襲われ、取り返しのつかない事故を起こしました。 2年たつ今も、事故は収束の気配すら見せず、死の灰を拡散し、世界を汚染し続けています。

ある女の子が言いました。「わたしは結婚できるかな。元気な赤ちゃんが産めるかな」。父親と母親は何も言えず、ただただ涙を流しました。

わたしたちは、これまでの豊かな暮らしを続けるために、原子力にたよる国を見て見ぬふりをし、未来のいのちを脅かしてきたのです。このような時代は、責任のあるわたしたち大人の手で、一刻も早く終わらせなければなりません。

わたしたちは今日、ここ岡山バプテスト教会に集い、いのちのつながりの中で生きていることに感謝し、思想や宗教の違いを超えて祈るとともに、東日本大震災で亡くなられたすべての方々、これからを生きる子どもたちに誓います。

 

わたしたちは、被災地のすべての人々と生き物の幸せのために努力します。

わたしたちは、福島原発事故の収束と、原子力にたよらない未来の実現のために努力します。

わたしたちは、大自然に感謝と敬意を持ち、すべてのいのちが安心して生きられる持続可能な世界の実現のために努力します。             

2013年3月10日 

3.11への祈りおかやま 参加者一同

3/10「3.11への祈り おかやま」・3/11「RNN東日本大震災慰霊祭」

3.11より2周年を迎えます。

仏教では三回忌ですね。

日本各地で様々な催しが行われると思います。

岡山における仏教界の動きとしては、3月10日(日)午後四時より、西大寺観音院において、高野山大学OB会主催による「東日本大震災三回忌法会」。

倉敷では、3月11日(月)午後2時半から誓願寺において、倉敷仏教会主催による同法会。

 

わたしは、3月10日(日)午後1時半から、岡山バプテスト教会(北区田町)で行われる「3.11への祈り おかやま」に実行委員として参加します。

東日本大震災で亡くなられた方および未だに発見されない方々、18,554名(2013年2月現在)を悼むとともに、「原子力にたよらない未来」を願って、思想や宗教を超えた祈りが行われます。

また、翌日の3月11日(月)は、黒住教本部神道山において、午後2時半より行われる「RNN(人道援助宗教NGOネットワーク)東日本大震災慰霊祭」に参加し、真言宗「土砂加持法会」を修すとともに、同震災における2年間経った現在の状況(特に岡山での避難・移住者の方について)をお話させていただきます。(写真は昨年一周忌の様子)

皆様のご参加をお待ちしております。

2013年星まつり節分会

2月3日(日)午後7時より

「除災厄除 星まつり 節分会」が当山本堂で開催されました。

釜鳴護摩(かまなりごま)を修し、太鼓をたたいて真言念誦。

とっても念のこもった「祈祷」です。

 

季節の変わり目は、とにかく風邪をひいたり体調を崩しやすいですが、

「病は気から」と申しますように、

病気や災いのもとになる「気」=「鬼」は

豆を投げて家の外に追い払いましょう。

当日は、多くのご参拝をいただき、にぎやかなひとときとなりました。

毎年、縁起ものの獅子舞の奉納をいただきます。

皆さんの頭を「ガブリっ!」

備前太鼓唄普及会の皆様による獅子舞は大盛況。

 

獅子舞の後は、

「星まつり」なので『昴』(すばる)を奉唱(和讃会ゴスペラーズ)し、

一年の星まわりを祈願。

 

そして最後に、

「鬼は外~! 福は内~!」

豆まきで厄除けです。

厄年の方々には、たくさんのお供えをいただきましたが、

そのお供えはみんなで分けて持って帰ります。

こうして「厄をわけあう」のですね。

 

皆さま「分かち合いの精神」を大切に、今年一年も過ごしましょう。

 

合掌

核兵器禁止条約賛同署名

2012年5月~12月までに当山寺務所に寄せられた「核兵器禁止条約」の交渉開始等を求める市民署名活動について、主催者の「平和市長会議」http://www.mayorsforpeace.org/jp/index.htmlよりお礼状が届きました。

当山では、引き続き当書名活動を行ってまいりますので、どうぞご賛同ください。

写真は、昨年8月15日「敗戦記念日・平和の鐘」における広島平和文化センター理事長スティーブン・リーパーさんの講演の様子。

世界は未だに武力を以って強者が弱者を制圧する思想で成りったっています=「戦争文化」。

戦争文化は勝者とともに敗者を作り、悲しみや怒りが溢れ、貧困やテロを増やします。

仏教はそのような負の連鎖・悪の循環を「輪廻」と呼び、そこからの解脱を提唱し続けています。

どうか、「戦争文化」から「平和文化」へ。

 

今、資本を持つものの道徳観・宗教観が問われています。

 

一心祈願 核廃絶

一心祈願 世界平和

合掌

寒行奉修

「さっむぅ~~~!」

 

と、誰もが口をそろえた1月25日(金)、

長泉寺御詠歌会の皆さんと、北区矢坂、万成地区を寒行しました。

当山の「寒行」は、毎年大寒のころ、

各家をまわり、ご詠歌をお唱えします。

集められた浄財は、

高野山開創1200年記念行事への協賛と、

RNN人道援助宗教NGOネットワーク~AMDAを通じ、

東日本大震災被災者救援募金にあてられます。

 

今年は本当に寒かったです・・・。

参加された皆さまのご仏行に、合掌九拝

南無・・・。

 

初大師縁日

毎月21日は弘法大師さまのご縁日。

今年も最初の縁日法要が21日9時より催されました。

11時からは、「光研さんの空海プログラム」

みんなで弘法大師さまの著作を読み、光研さんが解説します。

今回は『般若心経秘鍵』より、

「夫(そ)れ仏法遥かに非(あ)らず

心中にして即ち近し

真如、外(ほか)に非(あ)らず

身を棄てて如何(いずく)にか求めん

明暗他にあらざれば

信修すれば忽(たちま)ちに證す」

 

悟りも迷いもすべてあなたの心の中・・・

 

皆さま、今年一年をどう過ごしますか?

どうか身も心もお達者で。

合掌

 

龍門

第一回みんなみかた会議

3.11原発事故により岡山県へ避難されている方の話を聞いてみんなで話し合う会、その名も「みんなみかた会議」が、1月19日、当山で開催されました。

「みんなみかた」とは「南方」で行われることに由来していますが、みんながお互いに支え助け合い、みんなみかたで居られるような社会を願って名づけられました。

一人目の避難者の方は、仕事のあるご主人を関東に残し、小さな子どもを抱えて岡山へ避難してきたが、家族の別居状態に悩み、社会の無関心と自己嫌悪に苦しむお母さん。

二人目の方は、福島で畜産農家を営み、自給自足の生活を送っていたが、震災、原発事故に遭い、仕方なく飼っていた鶏を残し、家族と共に岡山へ避難されて来た男性。

どちらのお話にも胸がいっぱいになり、司会進行訳にも関わらず、言葉がつまってしまいました。

 

仏教の基本は、「苦に目を向けること」です。

「苦」を無視して仏教はあり得ません。

 

現在、3.11原発事故により岡山県へ避難されている方は、900名にのぼります。

岡山県民として、彼らを暖かく迎え入れてあげたいと思いますし、すべての岡山県民の方にも、彼らの「苦」を理解してもらい、「ようこそ来てくださいました!」と声をかけてもらいたいと思います。

次回「みんなみかた会議」は、2月16日(土)午後1時~4時@長泉寺です。

よろしくお願いします。

「みんなみかた会議」

主催:こころをつなぐ虹プロジェクト実行委員会

共催:子ども未来・愛ネットワーク

初薬師縁日

正月8日、今年最初の本尊薬師如来さまのご縁日ということで、

一年の無事、安寧を祈願する大般若経転読法会が奉修されました。

大般若経とは、今から約1300年ほど前、中国は唐の時代ですね、

「西遊記」では三蔵法師という名前で親しまれる「玄奘三蔵」がインドから

17年かけて持ちかえったとされるお経です。

実に全600巻にもおよぶ大経で、

その功徳は凄まじいものがあると古来言われています。

と、言うのも、玄奘三蔵が天竺から持ちかえったこのお経を

中国語に翻訳している間(四年かかったといわれています)、

国中で良いことばかりが起こったそうです。

翻訳作業を終えた玄奘三蔵は、100日後に亡くなったそうですが、

まさに命懸けで持ちかえったお経といえます。

 

さて、その大般若経転読法会の当日は、

先ずは表千家茶道による献茶、御室流華道による献花式。

写経のお供え

御詠歌奉納

御詠歌舞踊の奉納

和讃の奉納(和讃会ゴスペラーズ)

桂米紫さんによる「新春落語」で大笑い!

そして最後に「大般若経転読法会」

 

たくさんのご参拝をいただき、

おかげさまをもって盛大に終える事ができました!

皆様に心より感謝申し上げます。

どうか良き一年を!

 

合掌

 

龍門

 

2013年正月 

皆さま、明けましておめでとうございます。

本年も何卒よろしくお願いします。

今年のお正月はとても良い天気で、気持ちがいいですね。

大晦日の「除夜の鐘」のときも、夜になってから風がピタっと止んでくれたおかげで、寒さもなんとか耐えることができました。

毎年ですが、当山の除夜の鐘は108回で終わりません。

お接待の甘酒を160個用意していますが、それが全部なくなるので160~200回くらいは鐘が鳴っていると思われます。

境内の真ん中には、寒さをしのぐ焚火

皆さま、鐘をついた後は、この焚火を囲んで、歌を歌ったり、

お接待の豚汁を食べたり、お酒を飲んだり、

ほっこりとぬくもられます。

 

私はというと、

鐘の下で、ひたすら皆さまをお加持させていただいています。

寒さに耐えながら・・・。

 

これがわたしの毎年の年越しです。

 

皆さんのお加持を終えて、ようやく焚火のそばに行ったときのあの暖かさ

ったらないですね。

わたしは、このときの皆様の顔がとても好きです。

「あけましておめでとうございます」

と、それぞれに声を交わすのですが、いつも皆さんいい笑顔。

ちょっとお酒も入ってか、焚火の前で心がほっこりとぬくもります。

 

さあ、お寺はお正月8日に「大般若経転読法会」を奉修し、一年の無事、安寧を祈願いたします。

清興では、桂米紫さんによる「新春落語」!

皆さま、どうぞお繰り合わせの上ご参拝ください。

 

合掌

 

龍門